日国第三版 ことはじめ
第5話 調べものには…!
©久木ゆづる/小学館
今回は「ことは 帰省編」をお届けしました!
印象的な方言が登場しましたが、どの地域のことばか分かりましたか?
ちなみに方言監修は、私ハムスが行いました。
さて、今回のテーマは、ネットアドバンス社が提供する辞書・事典検索サービス「ジャパンナレッジ」です。
ジャパンナレッジは信頼できる辞書や事典、専門資料をまとめてオンラインで検索、閲覧できます。オンラインならではの特長として、世界の経済情報や社会情勢などの最新情報が随時更新され、新しい情報にアクセスできる点が魅力的。
我らが『日本国語大辞典 第二版』も今や多くの人がこのサービスを通じて使ってくださっています。かねてご説明してきたとおり、我々が現在進めている第三版も、ここで公開させていただく予定です。
また、コンテンツも年々増え続けていて、現在では80種類以上の辞書・事典を利用することができます。
国語辞典をはじめとして語学・人文・社会など幅広い分野をカバーしているため、大学生のレポート作成や研究活動の心強い味方になってくれます。
実際、私も学生時代にとてもお世話になりました! どんな大きな辞書も、腕を痛めることなく、本の順番待ちをすることなく、インターネットで簡単に検索できてしまうわけです。
学生の方は、ぜひご自身の学校でジャパンナレッジが利用できるかをチェックしてみてください。「知りたい」「調べたい」が満たされる感動を、きっと実感できるはず。
中高生を対象とした「ジャパンナレッジSchool」や、個人向け「ジャパンナレッジPersonal」というサービスもあって、かんたんに日国その他の辞書が使えます!
さらに、英英辞典やビジネス関連の資料も充実しているので、社会人の方にもおすすめ。
仕事の調べものはもちろん、教養を深めたいときにも活用できます。
インターネット上にたくさんの情報があふれる今、自分の力で信頼できる情報を選び取る能力が、これからますます大切になっていきます。
情報収集を支えてくれる心強い味方、ジャパンナレッジとともに、今年も『日本国語大辞典』をよろしくお願いいたします。
(新人ハムス)
【第6話もお楽しみに!】
概要
いよいよはじまった日本最大の国語辞典『日本国語大辞典』の大改訂。30年の一度の大プロジェクトに、新人編集者の主人公(白部ことは)が抜擢。意気込みと辞書愛は十分、でも知識と経験はまだまだ? 先輩編集者の助けも借りて、この難事にいどみます! 『日本国語大辞典』の詳細もわかる半実録マンガが登場!!
プロフィール
久木ゆづる
東京都出身。漫画家、イラストレーター。2018年よりKADOKAWA COMIC BRIDGEより漢和辞典編集者をテーマにした『じしょへん』(全6巻)を刊行。児童向けジャンルでも活躍中。著書に『凛々と咲く 八重の桜』全2巻(2013年 KADOKAWA)、『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』14巻本文(2015年 KADOKAWA)『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 チャールズ・シュルツ』(2019年 KADOKAWA)、『コミック版 世界の伝記57 ミヒャエル・エンデ』(2024年 ポプラ社)など。
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第4話 確かさの要
©久木ゆづる/小学館 日国改訂で欠かせない作業が、今回のテーマである「出典検討」です。 用例は、見つけてもすぐに採用できるわけではありません。どの文献に、どんな形で、どんな意味で、どんな文脈で使われているのかを、慎重に確認する必要があります。そして最終的に掲載に値するかどうかまで見極める。この丁寧な検証を担っているのが、資料の扱いに長けた専門家「出典検討班」です。彼らの手で、膨大な文献の海から…
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第3話 第三版に託すのは
©久木ゆづる/小学館 今回は『日本国語大辞典 第二版』の編集長・佐藤宏さんと、ことはのアツい語らいの回でした。そのなかで浮かび上がったのは、「用例の扱いって何だろう……?」という素朴で根源的な問いでした。 辞書編纂において、用例は「辞書のいのち」と呼ばれるほど重要です。しかし、その理由を深く考える機会は、意外と少ないかもしれません。 そもそも、私たちが言葉の意味を理解できるのは、生活の中で耳に…
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第2話 昨日より今日 今日より明日
©久木ゆづる/小学館 日本国語大辞典の改訂で、まずことはが取り組んだのは、用例の確認でした。用例は『日本国語大辞典』のキモ(この話はまた次回……)で、松井栄一先生は第二版が出たあとも集め続けていました。 その残された用例カードの数は、なんと約3万枚にものぼります。ではなぜ松井先生は用例を集め続けていたのでしょうか。 松井先生は、著書のなかでこう語ります。 「次の三版が、どのような形でいつの出版…
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第1話 第三版はじめます!
©久木ゆづる/小学館 ついについに! 『日本国語大辞典』の第三版改訂がスタート! 日本における近代的な国語辞典の歴史は、明治時代以降、外国語や外国の文化に触れるようになった日本人が、あらためて自分たちの言葉を見つめ直そうとしてはじまったとされています。そのなかで『言海(大言海)』や『日本大辞書』などの大きい辞書が編まれました。松井簡治が編纂した『大日本国語辞典』(冨山房)もそのひとつ。大型辞典…
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