7月25日（木）に、『日本国語大辞典 第三版』の改訂企画を発表しました。

完成予定は今から8年後の2032年。
この年は『日本国語大辞典 第二版』刊行の終わった年から30年後に当たります。加えて、小学館110周年、かつ最初の『日本国語大辞典』刊行開始から60年という節目でもあります。

現行の『日本国語大辞典 第二版』は50万語100万用例をほこる日本最大級の国語辞典であり、世界最高峰と名高い『オックスフォード英語辞典』（OED）に匹敵する数少ない辞書です。
おそらく改訂は、過去に類を見ない難事になるでしょう。

長い歩みとなりますが、どうか応援していただけないでしょうか。

さらに、今回は辞書の内容だけでなく、その作り方も変えたいと考えています。
紙とペンから、データで編集しデジタル版を公開するという方法に挑戦し、新しい研究はもちろん新しい技術も取り込むことで、“日国”を現代にふさわしい姿に生まれ変わらせるつもりです。

詳細は特設ウェブサイトでご確認ください。
https://www.shogakukan.co.jp/pr/nikkoku3/