あき【秋】
《語源説》
1、食物が豊かにとれる季節であることから、アキ(飽)の義。
2、アキグヒ(飽食)の祭の行なわれる時節の意から。
3、草木が赤くなり、稲がアカラム(熟)ことから。
4、天候の明らかから。
5、草木の葉のアキマ(空間)が多いの意。
6、アク(開)の義か。またはオキ(大)の転。穀物のみのりが大であるの意。
7、春の有に対し、ナキ(無)の義。
8、イタケミの反。
9、アツユキ(暑往)の義。
10、アはあざやか、キはきよらかな空の様子から。
11、アは接頭語、キはケ(食)の転。米の収穫季の意から。
12、「穫」の別音Ak の転音。アキの日、アキの頃などの語の略称。


〔『日本国語大辞典 第二版』より ※出典は省略〕

 
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