はる【春】
《語源説》
1、万物のハル(発)候であるところから。草木の芽のハル(張)時であるところから。
2、春は晴天が多いところから、ハル(晴)の義。
3、年が開(あ)ける意で、ハル(開)の義か。
4、畑をハル(墾)の義〔南留別志・言葉の根しらベ=鈴江潔子〕。
5、ヒエサル(冷去)の義。
6、ハラフと同系語で、はらいすてて出現する意から。
7、年のハジマルの略か。また、葉ツハルの義か。またアラハルの義か。
8、ヒヤワラグ(日和)の約。
9、ハは含んだものがアラハルル意、ルは万物が生成して動き落ち着かぬ意。
10、paru(春)のpa は光の義。


〔『日本国語大辞典 第二版』より ※出典は省略〕

 
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